クラブ、バー、ディスコ、フェス、パーティなどお酒が出るところでは、ドリンクに注意しましょう。

というのは、ドリンクに薬を混入され昏睡させられて強盗にあったり性暴行にあう犯罪が時々あるからです。

被害者は性別に関係ないです。男性でも女性でも別の性別の方でも性犯罪の被害にもあっています。

海外だけではなく日本でもおきています。英国の日本渡航情報には、日本の六本木や新宿などの歓楽街などでドリンクに薬を入れられて昏睡させられ強盗にあったり性暴行される犯罪が結構おきているので注意、と明記してあります。

歓楽街で昏睡させられて、貴重品をとられたり、クレジットカードやキャッシュカードからお金を引き出される犯罪はニュースで見た事あるでしょう。

昏睡に使われるドラッグはレイプドラッグともいわれます。北米などではレイプドラッグに使用される強い睡眠薬は麻薬扱いで国への持ち込み禁止です。日本ではまだ病院で普通に処方されています。

睡眠薬はお酒と一緒に摂取すると相乗して強い効果が出ます。お酒を飲んだのに睡眠薬を飲んで亡くなった方もいるくらいです。

またエクスタシーなどの麻薬が使われることもあります。

 

日本の歓楽街のバーやクラブでも時々レイプドラッグの犯罪がおきています。今日はレイプドラッグ対策について書きます。

 

 

 

 

クラブでのレイプドラッグの対策

 

他人にドリンクをおごってもらわない。

 

ドリンクは自分で買うこと。自分で買うならドリンク高いからあまり飲めないし飲んだグラスを数えて酒量のコントロールもできます。

「クラブなら男性からおごってもらうのが当然でしょ、私はクラブで酒なんか買った事ないよ」という女性もいるでしょうが。ナンパされた相手からお酒をおごってもらって相手がバーから持ってくるというのが一番混入されるリスクが高いのです。もしどうしてもおごってもらうなら自分もバーカウンターについていって目の前でお酒をつくってもらうこと。そして酒のグラスは自分で受け取る事。

 

 

自分のグラスは自分のみ

 

自分のグラスは自分だけで使いましょう。他の人とグラスをシェアしない。友達と一緒にシェアするのはやめる。グループだと安いからとピッチャーで頼む人達もいるけど、ピッチャーのビールは店によっては酒の質が悪いところもあるし、ピッチャーだと薬を混入しやすいのでピッチャーはやめたほうがよいでしょう。一番安心なのは瓶に入ってる一人分のドリンクかと思います。たとえばコロナやスミノフのような。そのボトルのふたも自分で開けるように。

 

 

お酒をつくるところをガン見

 

バーテンダーがお酒をつくるところを見ます。ときどきバーテンが客から依頼されて女性に持っていくグラスの酒量を2倍や3倍にしたりすることもあるし、バーテンがグルということもまれにあるので。お酒をつくってる手元をあえて見えなくしてる店もありますが、見える店の方が安心です。

 

 

席を外したら新しいドリンクを買う。

 

席を外してる間に混入される事もあるので、もったいないですがトイレやダンスなどで席を外したらおいてたドリンクにはもう手をつけない方がいいです。席をたつまえに飲み干すか、クラブならトイレにドリンクを持っていきましょう。欧米人の女性クラバーには時々トイレにドリンク持ち込んでる人いますよね。あれはその対策ではないかと思います。

 

 

違和感があったら飲まない

 

ドリンクの味やにおいなどに違和感があったら飲まずに捨てましょう。もったいないと思わずに。いつも飲みなれてるドリンクの方が味がわかるから安心ですね。

 

 

 

お酒だけではなくてソフトドリンクも

 

暑いとのどがかわいてがんがん飲んでしまいがちですが、アルコールは熱中症をひきおこしやすいのでときどきソフトドリンクを飲んだ方がいいです。アルコールを飲んでいても時々ノンアルコールも飲んで、酔っ払いすぎないように調整するといいかと。日本人の4分の1はアルコールを分解する力がないし、全体的に外国人よりお酒に弱い人が多いです。自分がどの位のお酒を飲めば酔っ払うかを事前に把握しておき、酔っ払って倒れないように酒量に注意しましょう。

 

 

青いカクテルに注意

 

ブルーハワイなど青いカクテルに注意しましょう。レイプドラッグによく使われる睡眠薬は最近レイプドラッグに使われる防止の為に青い色をつけてあります。でも青いカクテルだと色がわからないので、青いカクテルはやめたほうがいいかと思います。

 

 

飲み放題は酒量に注意

 

最近は飲み放題を売りにする店も増えてきました。でも飲み放題だと何杯飲んだのかわからなくなるし、何杯飲んでもお金がそれ以上かからないなら元をとろうと思ってがんがん飲んでしまうことがあります。飲み放題のクラブでは時々ベロベロに酔っ払った女性客を見ることがあります。

 

 

一人ではなく友達と一緒に

 

日本はクラブに女性一人でも行けるし、私も一人で行くことがあります。しかし女性一人だとトラブルにあった時に守ってくれる人がいないので、できれば友達と一緒に行った方がよいかと思います。友達とお互いの様子をいつも注意して見合っておく。もしトラブルがおきたらお互いに助け合うようにしておけばいいかと。

 

 

おかしいと思った場合

 

急にめまいがしたり、歩けなくなったりした時、そんなに飲んでないのに酔っ払うわけがないおかしい、と思ったら、友達やスタッフなどに、「気分が悪い」「薬を盛られたと思う」と言ってください。そして救急車やタクシーをよんでもらってください。

酔っ払っただけだと思われると、放置されたり「飲みすぎたんじゃないか」と笑われる事があるので。薬を盛られた場合はそのうち意識がなくなったり倒れることもあります。もし意識がなくなったり倒れた人を見たら救急車で病院へ。レイプドラッグの場合は強いので比較的早く効果が出やすいです。

しかも薬を盛られた場合はすぐには回復しません。5時間とか意識がなくなるので。薬を盛られた証拠をとってもらえるのも病院です。

でも意識がなくなるレベルではないし薬ではないなら車やタクシーで家に送ってもらいましょう。

 

 

ノンアルコールでも

 

自分は下戸なので大丈夫と思う人もいるでしょうが、レイプドラッグを盛られるのはアルコールだけではないです。お茶やソフトドリンクに盛られた人もいるのでノンアルコールでもご注意。

 

 

 

クラブでのドリンクの置き方

 

私がいたラテンアメリカではクラブはたかなり大きくてソファ席があり、そのソファ席が独立していてグループごとに席が分かれておりテーブルごとに担当のウェイターがつくので席が固定でした。

でも日本のクラブやディスコは狭いし席が少ないから椅子取りゲームみたいな状態。座れないしドリンクもその辺のあいてるとこに置くことが多いです。東京の歓楽街のドリンクは値段が高いのでケチな人が他人のドリンクを盗み飲みしまう事もあります。

本当は自分のドリンクから目を離さないようにするのが一番ですが、日本のクラブではそれが難しい。

私は派手なヘアゴムやシュシュなどを持って行って、それをグラスにはめています。他人が飲まないように、これは自分のグラスとわかるためです。同じカクテル飲んでる人もいてグラスがわからなくなることがあるので。

 

またサルサの場合は男女のペアダンスなので、男性から誘われたら断らないで1曲は踊らなきゃいけないから、ドリンクを飲んでいてもその途中でフロアに連れ出されることがあります。踊って戻ってきたらもう席はないしドリンクもとられてることがあります。

他のジャンルのクラブでもドリンクを置く場所がないからスピーカーの隣において店員さんから怒られる事もあります。ドリンクを手に持ってダンスフロアに入っても怒られるし。じゃいったいドリンクをどこに置けばいいのか本当に困りますね。

とにかくドリンクを飲む場合は集中して飲んで、飲み終わってから踊るなり移動した方がよいかと思います。飲んでる時にダンスに誘われても「今飲んでるのでしばらく待ってください。あとで踊りましょう」と断ればよいかと。

 

 

ドラッグを盛る加害者

 

レイプドラッグを盛る加害者は他人とは限りません。

デートレイプといってデートした相手から盛られる事もあれば、仕事関係など知り合いからということもあります。

またクラブの場合はクラブのオーナーからお酒をおごられて、オーナーがウェイターに持ってこさせたドリンクの中に薬が入ってたケースもありました。

オレオレ詐欺と同じで、自分はだいじょうぶ、と思わないように。

 

 

シャンパンおごるにつられない

 

クラブやバーで「シャンパンをごちそうしたいので来てください」とスタッフから女性が言われた場合はついていかない方がいいです。

ついていくとVIPルームによばれて知らないおっさんのホステス替わりにさせられます。その後何がおきるかは…

 

 

 

米のレイプドラッグのマニュアル

 

アメリカにはレイプドラッグの対策マニュアルがあります。

その概要を抜粋して和訳します。

https://www.medicinenet.com/date_rape_drugs/article.htm#how_do_date_rape_drugs_and_alcohol_affect_the_body

 

 

レイプドラッグを盛られた時の症状

 

めまい、ろれつがまわらなくなる、話のスピードがおそくなる、吐き気、嘔吐、強烈な眠気、混乱、呼吸困難、気を失う など。

これが全部一度に出るわけではありません。

急激に意識を失って倒れる事もあります。

 

 

おかしいことがおきた場合

 

レイプドラッグを盛られるとその後の記憶が飛びます。夢遊病のように行動してしまってその間の記憶がないことも。

だから気づいたら身体が痛い、下腹部が痛いということもあります。

もし薬を盛られたり、レイプされたんじゃないかと思ったらこのチェックをしてください。

 

 

●服の状態を見る。

脱いだ記憶がないのに服が脱げている。服が破れている。記憶がないしみがついてる。

●下腹部が痛い。下腹部に挿入されたようだが記憶がない

●体にあざや傷などがあるが、ケガをした記憶がない

 

 

 

レイプされたとわかったら

 

もしレイプされたとわかったらすぐ救急車をよんで婦人科がある病院の救急に行ってください。そしてレイプの検査をしてもらうこと。レイプの相手を特定する証拠をとるためです。

 

レイプされたあとの注意事項

●レイプの痕跡を消さない

レイプされたあとは早くシャワーをしてきれいにしたいと思う人が多いと思いますが、証拠をとるためには

服はそのままで着替えない、シャワーしない、手も洗わない、顔も洗わない、トイレにもいかない、歯もみがかない、飲食しないですぐ病院に行く事。

薬を盛られた場合は病院にレイプドラッグを盛られた可能性が高いのでその検査もしてほしいと依頼すること。

病院で証拠をとるにはできるだけ迅速な行動が必要です。すぐ病院にまず行く事。

 

 

サポートセンターに相談

 

レイプ被害者は混乱して自分を責めたり自分にも落ち度があったと落ち込んでしまいがちです。しかし性暴力は加害者が悪いのであって、被害者が悪いわけではないです。自分を責めないように。

そしてサポートセンターに電話しましょう。

 

 

 

日本のケース

 

ここまでがアメリカのレイプドラッグのマニュアルの概要の和訳です。

 

ただし日本の場合はアメリカのように整備されてません。警察が被害者を責めたりひどい扱いをしたり長時間取り調べすることもありますし、病院にサポート体制が整ってなかったり、ホットラインやサポートセンターもあまりありません。

レイプされた被害者が先に警察に行ったら、病院に行きたいといっても行かせてもらえず証拠がとれなくて犯人が不起訴になってしまったケースがあります。

レイプされたらまず警察ではなくて、すぐ病院に行ったほうがよいです。病院で検査して病院から警察に連絡した方がよいかと思います。

またレイプキットがなくレイプの証拠やレイプドラッグを盛られた証拠をとれない病院もあるので、救急車を呼ぶ時に話してそういう体制がある病院に搬送してもらうようにしてください。

暴力被害者のサポートをしている団体やカウンセラーは日本にもいますので、そういう専門家にも相談してください。

日本では被害者をバッシングする傾向が強いですが、暴力は加害者が悪いのであって被害者が悪いわけではないのでご自分を責めないで下さいね。

 

以前ネットにこれを書いたらそんなことはアメリカだからできるのであって日本ではできないと批判されました。それは日本の行政や警察が病院や性教育などでレイプ対策をきちんとしてないからだと思います。自分の身を守る為には必要な知識は持っておいた方がよいでしょう。

 

クラブやディスコやバーやパーティは楽しいし、ストレスを発散できる場でもあるのですが、一方でこういう犯罪もおきてはいるので注意してください。

クラブでイベントをやっている関係者の1人として、今日は注意を書いてみました。

 

 

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