ネットで「気軽に海外移住」や「稼ぎながら海外滞在」とうたったブログやネットの記事を読んで、それを信じて向こうに行った人が気づいたら不法滞在や不法就労になっていた、という事件がおき、なかには高額な手数料や、不動産を購入すれば永住権を得られるといって金だけだましとってビザは得られないという悪質な詐欺もあったそうです。

 

そういうことが中南米でもあるのかわからないのですが。中南米は日本であまりイメージがよくないから、日本人が移住先に選ばないエリアだと思うんで。でももしそんなことがあったらいけないので、いちおうビザの事を自分が知ってる範囲で書いておこうと思います。

自分には悪気がまったくなくても、ネットで調べた範囲だけで大使館にきくこともせずにてきとーに海外に住んだり働いたりすると、不法滞在でつかまったり不法就労でつかまって強制送還される場合もあります。もう二度とその国に入る事ができなくなったり。

 

コロンビアに長期滞在中にアルバイトをしたよ、南米はバイトで稼ぎながら滞在できるのでバイトおすすめ!  … というような事を書いてる人をネットで見ました。でもその人には労働ビザがなかったとのこと。

でもコロンビアは労働ビザなし(観光)では労働禁止なんですよね。学生ビザがあっても学生ビザではアルバイトも禁止。先進国も学生ビザがあれば週20時間程度のアルバイトを認めている国が多いから、コロンビアはそれより厳しいですね。

すでにやってしまったことはもう過去は変えられないのでしょうがないとしても、ビザを調べもせずに他人にネットで勧めるのはどうかと。それを信じてバイトした人が不法就労で捕まって強制送還されるかもしれません。たとえ強制送還された人がその筆者に訴えても責任とってくれないでしょうし。

上は例えですが、このように”気軽に海外長期滞在”みたいなブログやSNSでは、その国のビザをちゃんと調べもせずに勧めてるケースもあるのでご注意。

 

また、南米のスペイン語圏では英語だけでOK、と書いてる人もいます。が、それは本当なんでしょうか? 

 

 

2010年代南米が好景気で治安がよくなった国が多いので、移住やノマドで長期滞在する欧米人が急増し、南米に行く日本人も増えました。南米滞在記を書いてるブログやネットの記事も増えてきたように思います。

 

南米だけに限らず世界の各国に関して、海外移住を勧めるブログ、海外ノマドや周遊バックパッカーをしながらネットで稼ぐ方法のセミナー などが流行っています。全部ではありませんが、なかには正しくない情報もありそれを鵜呑みにしてトラブルに巻き込まれた人もいるそうなので、正しい情報なのかを見極めて下さいね。

日本語でしか情報が読めない人には日本語でgoogle検索の上位に出てきたサイトに書かれたことを信じがち。日本語の情報が少ない国の情報は、上位サイトや有名ブログの情報に頼りがちだと思います。

 

全般的にラテンアメリカの情報、特にコロンビアに関しては情報がとても少ないので、私はあえてコロンビアの情報を中心に発信しています。メキシコにもいたけど、メキシコは日本人が多いので。

 

今回は海外滞在に関する情報を収集する際の注意と、海外での安全対策、コロンビアのビザについて、ラテンアメリカのスペイン語圏滞在時にスペイン語の語学力が必要なのかなどについて以下で説明します。

 

 

 

コロンビアのビザ

 

コロンビアのビザについてまず説明します。

以下は、私が自分がビザをとったときの情報と、自分がコロンビアの移民局に行ってオフィサーから直接きいた情報です。

ただしこれは2016年に私が自分で体験したことやコロンビア外務省やコロンビア移民局に確認した情報ですので、最新の情報は在日本コロンビア大使館に問い合わせるか、コロンビアの外務省のHPを見て下さい。

最近は世界各国でビザの法律が急に変わる傾向がありますので、書いた時には正しい情報でも半年たつと法律が変わってる事もあります。

またブログなどに書かれた事を鵜呑みにしないこと。どこの国でも特に法律がからむ話は大使館や外務省など公的な所に問いあわせて確認することを身につけたほうがいいと思います。私は自分が知ってる範囲で書いてるけど大使館員や外務省職員ではないので、私のブログを含めてブログやネット情報を鵜呑みにしないで、必ず公的な場所に確認した方がいいと思います。

私はコロンビアにいた時にまわりがコロンビア人ばかりで、スペイン語だけで生活してました。コロンビア人は外国人向け情報を知らないので自分で調べるしかなかったんですよね。だからビザについては移民局のオフィスにわざわざ行ってきいてました。私のビザ情報はコロンビア外務省のHPとコロンビアの移民局で聞いた内容です。

 

 

私が知りうるコロンビアのビザ情報について書きます。

 

南米のコロンビアは、ビザなし(観光)だと90日までです。(入国時に90日間必ずくれるとは限りません)。

90日以上長期滞在したい場合は、他の国に行ってコロンビアに戻ってくると再入国日より最大90日間延長されます。合計180日。これが一番簡単な延長方法。

 

※ ただしビザ延長の為に隣国に行くなら、ベネズエラはいま危険すぎるので絶対に行かないこと。隣国ならパナマか、エクアドルやペルーがあります。が、エクアドル国境沿いの県は日本外務省の渡航中止勧告エリア。ELNゲリラが活発化しゲリラによる外国人の誘拐事件やゲリラとマフィアとの抗争もおきています。ラスラハス教会に行きたくてナリーニョ県に入る日本人多いですが、ナリーニョ県は安全レベル3の渡航中止勧告エリアです。エクアドルには空路をお勧めします。私はエクアドルに隣接する県の隣の県に住んでましたが、エクアドル国境沿いの県は危険すぎるのでまだ入った事ないです。

ベネズエラに行ってはいけない理由はこちら ↓

 

 

国外に出なくても、コロンビアの移民局に行って延長手続きをする事もできます。

これで180日までコロンビアに滞在できます。

 

 

でもコロンビアは1年に180日までしかビザなしで滞在できません。では180日以上滞在したい場合はどうするか? 学生ビザか労働ビザなどのビザを取得することになります。

コロンビアに長期滞在したい人がよくとるのが学生ビザです。

スペイン語の語学学校や大学の語学コース、または大学などで入学許可をとりコロンビアの外務省に申請します。

大学から入学許可証などの書類がきたら、コロンビアの外務省に申請します。日本にいてもコロンビア外務省のサイトからネットで申請できます。私はスペイン語で申請しましたが、英語のページもありました。

外務省からビザの許可がおりると、東京にある在日本コロンビア大使館にパスポートを持っていってビザをもらいます。これでコロンビアに学生ビザで入国できます。コロンビアに入国後に移民局に行って手続きをし、IDカード(セドラ)を発行してもらいます。

 

申請書類を揃えられるなら、コロンビア国内で観光から学生ビザに切り替える事もできます。その場合はボゴタの外務省に行きますが、発行まで数日かかる事もあるので余裕を持って。他都市に滞在している人はボゴタに行くのが一番早いですが、私は日本で外務省のHPから学生ビザの申請してビザもらえたから、コロンビア国内にいても申請だけはネットでできるのかもしれないので外務省に確認してください。 

 

コロンビアの入管は以前はDASという組織で対応がひどかったけど、DASがなくなってmigracionという移民局に変わったので、対応がよくなりました。

私はビザの事で質問があると移民局にききにいってたんですが、移民局はカウンターにいるオフィサーの中にはわりと親切に答えてくれる人もいました。

 

学生ビザを得た後に移民局にIDをもらいにいったら、ID発行の担当オフィサーから質問を受けて書類に指紋をとってIDを発行するといわれました。

が、その質問のなかで「あなたはコロンビアに彼氏がいますか? もしやあなたはこの先コロンビア人の男と偽装結婚して不法滞在しようと思ってるんじゃないですか?」とかねちねち厳しく質問されてびっくり。

だいたいこんな国に偽装結婚して不法滞在するわけないじゃん。それにもう正規のビザ持ってるのになんでそんなこときくんだろう?  って私は内心思いましたけどね 笑。

オフィサーからの質問が尋問に近かったうえ、いきなり腕を強くつかまれて指10本の指紋をここに押せとおしつけられて手をバシッてやられて痛かったです。なんなん。その別室のオフィサーはカウンターにいる人達とは違う肩書でした。

 

コロンビアで学生になり1学期が終わった時に、学校の授業のレベルが合わないのでもっといい学校に転校したいと思って、転校は可能なのかどうか入管にききにいったときも、「なんで転校したいんだ? 不法滞在しようとたくらんでるんじゃないか? ビザの日数が1日でも過ぎたら強制送還だからな」とか移民局から言われて驚きました。

欧米人のクラスメートたちにきいたらみんな「いつも入管の対応はすごいいいよ。フレンドリーだし。」というので、もしや私がアジア人だから厳しいのかもしれないと思いました。

 

またコロンビアにはここ数年隣国のベネズエラからの難民が150万人位流入しています。公園やバスターミナル前が難民キャンプ状態になったり、今は国連の難民キャンプもできています。ベネズエラ人が入ってきて景気が悪くなった、低賃金で仕事を奪った、などの反感もコロンビア人からでています。実際、コロンビアは最近失業率があがりました。ベネズエラ人が流入した南米各国でも同様の事がおきて、ベネズエラ人へのヘイトもおきてます。だから移民への反感が以前より多少強まったところもあるかもしれません。

コロンビアの入管(移民局)をあんまなめないほうがいいかと思います。南米はルーズでフレンドリーなイメージが強いからオフィサーもゆるいと思うかもしれませんが、空港の入管や移民局は結構厳しいです。

 

それにコロンビアは道路のあちこちに警察の監視カメラついてます。メデジンの邦人殺害事件でも被害者がひったくりにあったところと犯人をおいかけてもみあって、その後もしつこく追いかけていたところが監視カメラにうつってたし、犯人が逃げた経路がうつってたので逮捕が速かったですよね。

コロンビアの人どおりがない道路で誰も見てないと思って怪しい行動をすると監視カメラでチェックされてることがあります。

 

そして、私は中南米で一番ヤバいのは一般人ではなくて官憲だと思ってます。メキシコの警官がいい例ですが 汗。

 

 

コロンビアの日本大使館にビザの件をきいても答えてくれないです。必ずコロンビアの外務省のHPを見るか、移民局で確認しましょう。個別のケースの質問は移民局になりますが、移民局は電話では答えてくれないので移民局に行ってオフィサーに直接きかなきゃいけません。都市によっては移民局がないので首都ボゴタや大都市に行く必要があります。

 

 

 

 

南米周遊旅行や長期滞在は英語だけでOKなのか?

 

ラテンアメリカのスペイン語圏で長期滞在や長期の周遊バックパック旅行をする人に対して、南米は英語だけでOKと書いてる人もいます。

けど本当に南米のスペイン語圏では英語だけでOKなんでしょうか? しかも簡単な英語だけでOK、と書いてる人もいます。

 

短期旅行でツアーガイドが同行してる場合はスペイン語は別にいらないでしょう。

長期の場合も、駐在員やお金持ちで運転手がいてメイドさんがいて、日本スーパーでコシヒカリ買って、高級日系ホテルの高級レストランで食事するような人達は日本語だけでもいけるかと思います。必要ならば通翻訳も雇えるし。コンシェルジェがついてるような高級コンドミニアムに長期滞在したり、会社に通訳がいるなら。

高級ホテル、高級レストラン、マチュピチュのような大観光地、観光産業なら英語通じます。

でもそんなにお金ないし、シェラトンホテルに泊まったり高級レストランに行けないし、個人旅行や個人で滞在する人はローカルな店に行ったり公共交通機関を使ったり、道に迷った時に道をきかなきゃいけないですよね。そしたらスペイン語が必要になります。

ラテンアメリカは医者や弁護士などのインテリ層は英語できる確率が高いですが、一般的には英語話せない人の方が圧倒的に多いです。米領のプエルトリコさえ、観光産業以外はスペイン語でしたし、英語だけで話してくる観光客に反感を抱いてるジモティも多かったです。

 

言葉ができなくて一番困るのはトラブルがおきたときです。

コロンビアで病気になって総合病院に行った時、医者が私の顔を見て(アジア人だから)「あ、だめだめ。スペイン語できる人を連れて後日また来て」と診療拒否にあいました。私が「私はスペイン語話せますけど。今日はこういう症状で受診したいのですが~」とスペイン語で病状を説明したら、「あ、スペイン語話せるんだね。だったら診察しましょう」と診てもらえました。スペイン語できなかったらあやうく受診拒否されるところでしたよ。個人病院じゃなくて総合病院ですよ。

でもすごい受診料が高い金持ち用の私立病院に行った時は、英語話せる医者が多かったです。ラテンアメリカのスペイン語圏は日本と保険制度が違うので、国民は入る保険によって受診できる病院が違います。安い公立病院と高い私立病院の格差がすごいし、医療費の差もすごいです。日本で海外旅行保険に入っていてもコロンビアでキャッシュレス診療ができるかわからないし、高い私立病院は受診する前に高い保証金をとられました。その国の保険がない人に医療費踏み倒しをされないようにするためだと思います。つまり、英語ができるスタッフが医師が多い金持ち向け私立病院を受診したいなら、高い保証金が必要になることも。

 

 

私はスペイン語圏ではスペイン語は必須だと思います。日本にいる間にサバイバル的なスペイン語会話を勉強しましょう。長期で滞在する場合はまず現地でスペイン語講座に通ったり個人レッスンを受けて日常会話を身につけた方がいいと思います。

 

しかし英語だけで長期滞在や移民してる欧米人達もいましたよ。でも英語だけでサービスを受けたい人は英語が通じる場所が少ないから行動範囲が狭くなるし、英語圏の人達のコミュニティに所属して情報もらわないと生活できないし、料金が高い英語サービスを使わなきゃいけないしといけなくなります。首都の高級住宅エリアならいいけど安いエリアや地方都市だと英語サービスは激減。

買い物や注文や手続きや問い合わせもスペイン語が話せないといちいち時間やお金がかかります。

「コロンビア人はなぜ英語できないんだよ」とか「とろい」とか文句言ってる欧米人移住者や長期滞在者がいましたが、「スペイン語圏なんだからスペイン語しゃべれよ」って現地の人は思ってるし。スペイン語圏なのにスペイン語を学ぶ気もなく英語だけで通そうとするからそういうはめに陥るのはしょうがないのでは?

でも首都などの大都市なら英語だけでも滞在可能ですよ。メキシコシティなどのように日本人の店や日本語サービスが多いところもあるし。国際都市は英語話せる人の割合が多くなるので。お金や時間をかけられる人はスペイン語ができなくても滞在できます。

 

ラテンアメリカのスペイン語圏では英語だけで通そうとする人はジモティから嫌われる傾向があります。ラテンアメリカのスペイン語圏はもともとアメリカ嫌いが多いので、英語だけで通そうとしたり傲慢な態度の米人は嫌われがち

 

でも英語しか話せない人は、ぼったくられたりだまされることもあります。どうせスペイン語でクレームしたり話し合いもできない、とたかをくくられるから。

 

 

この写真はネットの拾い画像をお借りしたものですが、

Orange Juice   5ペソ

Jugo de Naranja   4ペソ

って書いてあるんです。

同じオレンジジュースなんですが、英語の方が高い 笑。

 

 

 

それに同じ日本人同士だからと海外では日本人を信用してしまったり、日本語のブログや日本語サービスや海外の日本人を信頼してしまう人が多いです。が世界どこの国においても日本人は全員が親切だともかぎらないし、日本語サービスの会社が全部善良なわけではないですよね。なかには日本からお金持ってやってくる旅行者や滞在者を待ちかまえている人達もいるわけですよ。

 

ラテンアメリカのスペイン語圏では英語だと対応が悪くなったりぼられることがあると言いましたが、逆にこちらがスペイン語が話せるとわかったとたん、相手の態度が変わって対応がすごい良くなる事もよくありますよ。

 

私がラテンアメリカで事件に巻き込まれた事が今までほとんどなかったのは安全対策をしてただけではなくて、スペイン語を話せたし、滞在した国や都市のスペイン語のアクセントや方言などを早く覚えたことも大きいかもしれません。ジモティに現地の最新情報をすぐきけるし、近所から日系人だと思われてたり、病院にも一人で行ってたので。

 

 

また、「危ない!」「走れ!」というような安全に関する言葉も覚えておくべきですね。事件や事故や天災から命を守るためです。

ハリケーンや地震などの天災もあるし、強盗などの事件もあるし、ストやデモが多いので道路が封鎖されることもあるし、運転が荒くて交通事故が多いです。

 

 

たとえば、私がスペイン語を話せたし、スペイン語のなかでもメキシコのスペイン語を話せたために生死が分かれる事になった話をします。

 

私はメキシコに住んでいた時に歩道を歩いてたら、メキシコ人から「アグアス! (aguas)」と叫ばれたので私がすぐ立ち止まったら、バイクが目の前を通り過ぎました。つまり、バイクが急に突っ込んできたので、そばにいた人が注意してくれたんです。

普通のスペイン語ではaguaは「水」です。

でもメキシコ弁のスペイン語ではAguasは「危ない!」です。私はメキシコ弁を話せたから「危ない!」って聞いたらすぐ止まってよけたので命が助かりました。

もしスペイン語が話せなかったら、スペイン語話せてもメキシコ弁がわからなかったら、死んでた可能性もありますよね。

地震や強盗やテロでも「危ない!」がわからないと逃げられないので、生死がわかれる可能性があるんですよね。だからスペイン語はせめてサバイバルは覚えておくべきだと思います。

 

 

 

旅ブログやバックパッカー情報だけを鵜呑みにするのは危険

 

私がコロンビアの治安情報や安全対策、コロンビアのニュースを和訳してネットにUPするようになったのは、2016年のコロンビアのメデジンの邦人殺害事件があってからです。

2016年のバックパッカーのコロンビアの殺害事件で私は大きなショックを受けました。そしてこの記事を書きました。

 

もしやバックパッカー同士の情報しか見ておらず、現地の情報を知らなかったからあんな悲劇がおきたのではないかと悲しみました。前からコロンビアの治安情報などについてはブログに書いたりしてたんですが、この3年は特にコロンビアの治安情報やニュースの翻訳などを頑張って発信してきました。

たとえば、私がいたコロンビアのカリ市のエリア別治安のまとめ、のように。

 

 

でも残念ながらバックパッカーの人達の間では、バックパッカー同士の情報交換と、旅をしながらブログやyoutubeで稼ごうというサイトが人気で、私や在住者が書く安全対策なんか読んでない人が意外と多いみたいですね。

 

コロンビアで強盗にあったよ、コロンビアはやはり危険国だった、とネットに書いてたバックパッカーがいたので、そのエリアは治安が悪いから安全なエリアに移るようにアドバイスしたら、コロンビアに住んでたからとマウンティングするのか、余計なお世話だ、と逆ギレされました。その人は外務省の渡航安全情報すら読んでませんでした。その旅人は外務省の安全情報に危険だと書いてあるエリアに入って事件にあったんです。

 

南米はネットのネタになるし。コロンビア関係の話はネットで注目されやすいです。南米で危険なめにあったことは、ブロガーにとっては武勇伝としてのネタになるのかも。しかも日本では「パブロ・エスコバルの危険なマフィア国」のイメージが強いコロンビアで、スラムや危険地帯に入って危険な目にあったという記事ならビュー数が確実にのびるのかもしれません。

 

でも南米はエリアによって治安が違うので、危険なエリアに入ったら事件にあう可能性が非常に高くなります。南米では強盗にあってもたもたしてるとめんどくさいから撃たれる事もあります。抵抗すれば殺されることも。マフィアや犯罪組織の抗争地もあるし、コロンビアにはゲリラの活動地やゲリラとマフィアの抗争地もあります。ブログのネタの為に危険なエリアに入ったら命を失う可能性もありますよ。お命お大事に。

 

 

 

バックパッカーやデジタルノマドの方達は、在住者や私が書く安全情報よりも、旅をしながらネットで儲けるセミナーやバックパッカー同士の情報の方を信じてしまいがちなんでしょうね。

前にバックパッカー向けに旅行や長期滞在する場合の安全対策の講義を開催しましたが、来場した方にバックパッカーや留学希望者はいませんでした。

 

南米やコロンビアで危険な行動をしてトラブルにあったとブログなどに書いてる旅人にアドバイスするといつも逆ギレされるので、最近はもうこちらからアドバイスしなくなりました。

コロンビアのメデジンで日本人殺害事件があってからコロンビアのニュースを3年間ずっと和訳してネットにUPしてたけど、それも最近はしなくなりました。どうせ彼らは読まないんだろうし、うざいと思われるだけでしょうから。

 

心配してこうるさくアドバイスする人よりも、ポジティブで耳障りのいい事やオイシイ事を言う人の方が魅力的ですよね? 

ただ、そのオイシイ話が必ずしも正しいとは限らないのです。

 

たとえばこれはラテンアメリカではなくて別の地域ですが、海外移住を勧めるブログや移住コンサルや移住相談がネットで、この国はビザがこうすれば簡単、外国語も必要ありません、あなたも海外移住しよう! などと宣伝しているブログやHPがあり、それを信じて相談して手続きの代行を依頼。相手に言われるがままに海外に滞在してビザがおりるのを待っていたら、多額のお金をだましとられたうえに気づいたら不法滞在になっていた、多額のお金を払ったのにビザが結局とれなかったから帰国しろといわれた、というケースがでてるそうです。実は高額な料金をだましとられただけだったという。

 

ネットの情報や日本語サービスが言う事だけを鵜呑みにせずに、必ず大使館のビザ課のHPを確認したり、行先の国の外務省のHPのビザの欄を確認するなどオフィシャルな情報をチェックして下さい。ビザ関連の法律が変わる事はよくありますので最新情報を確認する事。大使館のビザ査証課のページを読んだり、わからないことは大使館に問い合わせるのが確実です。

 

だまされる方が悪いんだからほっとけという海外在住者も多いです。けど旅行者や長期滞在者や移住希望者がトラブルに巻き込まれて死傷したり国外退去や一文無しになったらかわいそうだと私は心配してしまいます。悪徳業者などにだまされないためにもこの記事を書きました。

 

ときどきラテンアメリカの安全情報教えてほしいなどと私にきいてきたり、私のブログの安全対策や治安情報の記事も読む人は読んでるし。届く人には届いてるんだなと思います。特にコロンビアだけに訪問する人のなかには私の記事を読んでる人も少なくないです。だから私の情報が誰かの役にたつかもしれないと思ってこれを書いています。

 

これはラテンアメリカの事だけではなく、世界のどこの地域でも応用できることだと思うので、参考にしてくださいね。

 

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