8月4日にペルーで、日本人が交通事故で亡くなったというニュースがありました。

自転車で世界一周旅行をしていた31歳の男性です。学校の教師をしていたけれど教師をやめて世界各国の様子を子供達に伝えたいという思いがあったそう。

ペルーで自転車走行中にトラックにはねられて死亡したとのこと。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190808/k10012027141000.html

 

その方のものといわれるブログとyou tubeを見ましたが、学校の教師らしく授業みたいな内容の動画だし声も明瞭でわかりやすかったです。

コロンビアの紹介では、コロンビアが欧州のジロデイタリアなどの自転車競技でよく優勝する自転車大国だという事を話していて、私は知ってるけど日本ではそういう事が知られてないから、紹介してくれてありがたいなと思いました。もっといろんな動画を見たかったのに残念です。

お若いのに志なかばで亡くなくなられて本当にかわいそうです。お悔やみ申し上げます。

 

 

ところでラテンアメリカに行くと日本で言うと、よく言われるのが「世界一の危険地帯なのに大丈夫なの? マフィアの乱射に巻き込まれるんじゃないのか?」ということです。

私はラテンアメリカでマフィア抗争がある国2か国メキシコとコロンビアに住んでいて、自分が住んでたコロンビアの都市はマフィア抗争で殺人率がコロンビアでで一番高い都市でしたけど、マフィアやギャングを見た事ないです。メキシコでもマフィアやギャング見た事ないです。マフィア抗争が多いメキシコでも全国で抗争があるわけじゃなくて、マフィア抗争地に入らないとマフィア事件は関係ないんですよね。

強盗などの窃盗も安全対策とかすればだいたい防げますし。

 

 

じゃ何が一番危険なんだろう?

 

私がラテンアメリカに住んでいて、これはやばいな、死ぬかもしれない、これが一番危険、と思った事を書きます。

 

  1. 交通事故
  2. 歩道の穴ぼこ
  3. 電線
  4. 感染症

 

これが私がラテンアメリカで一番やばいと思った事です。

それぞれについて説明します。

 

 

 

 

交通事故

 

今回の男性は交通事故で亡くなりました。

ラテンアメリカは運転が都市によっては運転が非常に乱暴で、よく事故を見ます。都市によってものんびりしたところと、運転が荒い所があります。

たとえばメキシコシティ、特に中心部から郊外に出る辺りはめっちゃ運転が乱暴でがんがん割り込みするし、毎日事故で死ぬかと思ってました。しかも1つの大通りで交通事故を複数見る事あるし。犬がひかれてたり、トレーラーが横転してたり。

メキシコでメキシコ人からきいたんだけど、運転はお父さんに習ったとか言う人が何人もいてびっくりしました。教習所でとかないのってきいたら、習う人もいるけど、お父さんやおじさんに習う人が多いよって。田舎に行くとそういうのがもっと多いみたい。

 

コロンビアのカリはバイクがめっちゃ多いので、バイクの事故が非常に多いです。カリのサイトを見ていると毎日「どこどこでバイク事故発生。道路閉鎖」という情報が出てます。私もカリにいるときは、飛び出してきたバイクにひかれそうになったことがあります。

だから中南米では歩いていてもバイクにはねられることがあるし、自転車は事故にあう確率が非常に高まります。

私はラテンアメリカで自転車に乗った事がないし。乗ろうと思った事はありません。事故にあう確率がかなり高くなるからです。欧米や日本で自転車に乗るのとは違います。

 

最近ブロガーやユーチューバーの間で自転車とかで世界一周するの流行ってるようだけど、南米は避けた方がいいのでは? 強盗やひったくり多いし、暗くなるとさらに襲われる確率があがるし、交通事故が多いので私は中南米を自転車で移動するのはやばいと思います。

中南米は階級社会なので金持ちは電車やバスなどは使わないし、お金が安い乗り物になればなるほど貧困層が使う交通手段になります。交通手段にお金をかければ安全が守られるんですよね。安いバスは運転も荒いしトラブルも増えます。あんま安すぎる交通手段は、観光客は避けた方がいいかと思います。

 

また、私が乗ってたトラム(形態はバスだけど専用レーン走る公共交通)に乗ってたら、前走ってたトラムに車が突っ込んで死傷事故がおきてトラムが2時間缶詰にされたこともありますし。

市バスの運転が乱暴で、がんってはねて乗客が頭を打って流血した事もありましたよ。

 

 

 

歩道の穴ぼこ

 

ラテンアメリカで歩道を歩いていると、歩道に突然大きな穴があいてることがあります。特に郊外は多いです。穴といっても5㎝とかではなくて、30㎝から1メートルの穴ですよ。ほんとにびっくりしちゃうんだけど。穴ぼこがあいてて、一般的には30㎝×30㎝くらいですかね。

でも深いところはすごい深い。1メートルくらいのを郊外で見ましたが、かなり深かったので多分マンホールみたいののふたがとれたまま放置されたんだと思います。

 

こういう感じのがあいてる。

 

 

暗くなったら足元よく見えないから穴に落ちたら怖いんで、私は歩く時はよく下を向いて歩いてました。

友達のお父さんはジモティなのに、歩道で穴ぼこに落ちておおけがを負ったんですよ。身長185㎝なのに首まですっぽり入っちゃって手術するほどの重傷を負いました。もうほんとに怖い。

普通は30㎝位で深さ数十センチくらいのがよくあるタイプですかね。足元にご注意。

ラテンアメリカはそういうのも自己責任、自分で注意しろ、みたいなところがあるんで、自分の身は自分で守ってくださいね。

 

 

 

 

犬 って書かれて驚いたと思うでしょうが。狂犬病です。

ラテンアメリカの多くの国では、飼い犬も野良犬もその辺にうろついています。飼い犬もうろついてる場合もあるし、どれが飼い犬でどれが野良犬なのかよくわかんないです。

道端にいる犬を見て「わー、ワンちゃんかわいい」と手をのばさないこと。近づいて写真撮るのもダメです。人が連れてる飼い犬ならまだマシだけど、知り合いの犬の方がいいと思います。

日本と違ってワクチンをうってない犬がたくさんいるので、かまれると狂犬病になることがあるからです。もし犬にかまれたらすぐ救急病院に行ってください。

私は前に友達の犬がじゃれついてきてかまれました。そしたらステイ先のお母さんが真っ青になってその飼い主に電話して「犬にワクチンをうってるのか?」ときいてました。ワクチンうってなかったら大変だと。ワクチンうってたので大丈夫でしたが。

狂犬病は致死率が100%ともいわれてるそうですね。ぶるぶる。狂犬病は人間のワクチンもあるようなので、長期中南米に行く人はワクチンうっておいたほうがいいかも。

 

 

 

 

電線

 

歩道に穴ぼこがあいてることがあるので下を見て歩いた方がいいといいましたが、商店や露店の看板やロープが低く設置してあってそれに頭をぶつけることがあります。

また怖いのは垂れ下がった電線が放置されてるところもあります。メルカド(市場)とか露店が並んでる場所を歩く時にも注意してください。

穴や段差があるから下を見て、電線や看板に頭ぶつけないように上を見て、バイクなどにはねられないように左右を見て、常に上下左右に注意。ぼーっとしてふらふら歩かない方がいいですね。

 

 

 

感染症

 

感染症も中南米はけっこう多いです。

熱帯地方で一番多いのが蚊による感染症。マラリア、デング、ジカ熱、チコングニア。

私が住んでたのは熱帯地方だったので、体調が悪くなって病院に行くとまず血液検査されてデングやジカ熱じゃないかチェックされましたよ。

ときどき体調が悪くなった知り合いが「実はジカ熱だったんだよ」と言われることがあります。ジカ熱は妊婦じゃないとあんま関係ないそうだけど、デングは体重が5キロ減る位辛いそうです。

 

ラテンアメリカの庶民の家にはクーラーも網戸もない家が多いので、蚊や害虫や爬虫類が家の中に入ってきやすいんですよね。

それに川のそばのエリアや、貧困エリアは水たまりが多いので、蚊の発生源になってます。そういう対策があんまされてないので、蚊の感染症が多い。暑い地方や、暑い季節、水辺のそばのエリア、水たまりがあったりインフラが整ってないエリアに入る時はご注意。

 

私がメキシコにいた時はとなりの州でコレラが発生しました。

またブラジルから出てきたのが黄熱病。いまは黄熱病のイエローカードないといけない地域もあるのでご注意。

日本みたいに衛生管理がしっかりしてないし、手を洗おうとかうがいをしようとかの教育もしてないので、感染症が広がりやすいです。

 

 

 

まとめ

 

ラテンアメリカの危険というと、マフィア抗争と思うけどマフィアやギャングを見る機会は住んでいてもほぼないです。強盗や窃盗は安全対策をすればたいてい防げます。

でも私は穴ぼこに落ちたり交通事故の危険性を毎日ひしひしと感じてました。あ、いつ死ぬかわからないなと毎日スリル満点。バイクや車にひかれないように注意しよう、バスに乗ってる時に事故にあったら? 穴に落ちないようにしよう、犬にかまれないようにしよう、と。こっちにあう確率の方がぜんぜん高いです。毎日ヒヤヒヤ。

私がいたのは、外国人がいないローカルや郊外が多かったので、都心の高級住宅街とは違うかと思いますが。私も高級住宅街にも住んだ事ありますけど、高級住宅街には歩道に穴ぼこあいてませんでした。けど旅行者は高級住宅街にはあんま行かないと思うので。

 

ラテンアメリカに行く人は強盗対策ばかりに気をとられがちですが、この5つの事にも注意してくださいね。

 

 

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