以前から、日本と中南米では「美人」の概念が違うと書いてきました。

日本ではスリムで目が大きいほうが人気。
でも逆にラテンではヒップが大きい方がモテる。

だから日本ではダイエットや目の整形をする人が多く、中南米ではヒップの整形が多い。

(このブログでは前々回、「ラテンの美容整形」  でその件について書きました)

 

日本の四半世紀に及ぶダイエットブームの弊害をNHKが数日前に特集してました。ダイエットで健康を害したり、胎児に悪影響が出るケースもある。

 

海外に住んでた日本人が日本に帰国すると、まわりがみんな細いのでダイエットしなきゃという強迫観念に駆られるといいます。

中南米女性は肉とかがんがん食べますが、美容には相当お金や時間をかけている。 なかには整形する人もいます。

 

今はFACEBOOKなどのSNSに写真がUPされる(する)機会も多いので、自撮りの修正写真など、他人に見られることを意識した外見磨きや写真修正に拍車がかかってるのかもしれません。

 

結局、日本も中南米も、他の地域でも、男も女も、メディアや社会がつくった「男性像」や「女性像」、「美人像」のイメージの影響に左右されて、それに合うのか合わないのかで自分や他人を判断してしまってるんでしょうね。

 

 

特に日本人は「好感度アップの外見」とか「愛されるメイクや言動」とか、まわりの目をきにしがちだといわれています。

 

 

「男がほめるから女がきれいになる」    という記事で以前書いたように、中南米は自国の女性は一番美しいとほめますが、日本では謙譲からかほとんどほめない。

 

 

「あなたは自分を美しいと思うか?」、と世界の女性にアンケートとったら、日本人女性が一番最下位で(自分を美しいと答えた人がゼロに近い)、ブラジル人は9割の女性がYESと答えたというすごい結果もあります。

 

 

そのアンケートをとったのが DOVEという会社なんだけど、DOVEは10年前から「リアル・ビューティキャンペーン」をして、女性の真の美しさについて問うてるそうです。

 

 

世界で反響をよんだ、DOVEの感動ビデオがこちら。
自分自身が考える自分と、他の人から見たのを比較した内容が話題になったそうです。

「あなたは自分が思うよりもずっと美しい」。

 

考えさせられたので見てみてください。

 

 

 

自分自身に抱いていたイメージと、まわりが自分に抱いた印象があまりに違うのにびっくりする人々。

「もっと自分達の ナチュラル ビューティ を大事にしなきゃね」

「あなたたちは自分が思ってたよりももっと美しいと思いませんか?」   全員「そうですね」

「女性は、外見を分析されて、それにみあうように自分をなおそうと努力ばかりしてきた。
けどこれからは、自分が好きなこと、ありのままの自分を認めて賞賛しないといけないですね」

 

 

 

このビデオのように、私達は知らないうちに、社会でつくられた「美のイメージ」にしばられて、自分の欠点ばかり見てるのかもしれません。

 

このビデオがのってたのがこの記事です。

 

メディアや社会がつくりあげた「美意識」にしばられないで、ありのままの自分を愛そう、という話。

下記のメッセージなどもこの記事からとりあげました。

 

「相次ぐ女優の写真加工反対宣言。女性の本当の美しさとは」

 

記事は、ハリウッドの有名女優たちのなかに、メディアが自分達の写真を修整するけどもう修正しないでリアルな自分を出してほしい、こういう間違ったイメージが一般人の女性たちに悪い影響を与えるんだ、と批判する人が次々に出てきてるという話題でした。
女優さんたちが、修正前の自分の写真やすっぴん写真を公開したという話から始まっています。

 

ケイト・ウィンスレットは、自分のすっぴんをネットに公開してメッセージを発しました。
英語なので翻訳してみますね。

 

 リアルな自分を見て。リアルな私は小太りで(40代だから)しわもあるし、メディアで美人と騒がれるようなイメージとは違う。でも自分はこのリアルな自分を愛したいし、あなたたちも本当のあなたを愛してほしい。私も外見で批判されて傷ついたことがあるのよ。あなたたたちも、外見や人種や年齢などに対して批判してくる人たちの犠牲者にならないようにね。


 

また別の話では、ある有名女性写真家がモデルの撮影をした。そのモデルからしわやセルライトを消したり体型も修正してスリムでゴージャスに見えるようにしてほしいと頼まれたので、その通りにフォトショップで修正しました。そして美しくセクシーな写真を発表。

そしたらそのモデルの夫からメールがきたそうです。

夫からきたメールの内容が感動的だと世界中にツイートされたのですが、これも英語なので概要を翻訳してみますね。

 

「あなたはすばらしい写真家で、私の妻をこんなに美しく撮ってくださったことに感謝しています。でも写真の美しい女性は私の妻ではない。きっと彼女から修正するように頼まれたんでしょうね。  でもリアルな彼女にはしわやセルライトもあるし体型も違う。  私は彼女が18歳のときに出会って結婚し2人の子供に恵まれました。しわやセルライトは出産や子育て、私たち家族が人生を一緒に歩んできた軌跡なのです。私はこの写真を見て、ありのままの彼女を愛してる、それを再認識させられました」

 

このメールを受け取った女性写真家は号泣した。
そしてfacebookに女性に向けてメッセージを発しました。
それも英語なので和訳しますね。

 

「女性のみなさん。私はプロの写真家だから、どんな外見の女性でも美しく見えるように撮影したうえに、いかようにも修正して美人に仕上げることはできる。でも 自分を「作り変える」ことをもう一度考え直すよう、あなたたちに言いたい。あなたを愛するまわりの人たちは、ありのままのあなたを愛してるのです。ありのままの、自然なあなたを 自分自身がまず愛して抱きしめてあげてください。もし誰もあなたのことをきれいだと言ってくれる人がいない場合、私があなたに言ってあげるわ。『あなたは とても美しい!』 とね」

 

 

私もこうしたビデオや記事を読んで感動した、と同時に考えさせられました。

 

自分も、社会やメディアにつくられた美のイメージに影響されてる一人だと思うからです。

しかも私は他の国にも滞在することも多いので、違う国にいくたびにそこの国の美人像(美のイメージ)が違うのです。

日本に帰ってくると、また日本の美が日本のになる。すごいギャップを感じてしまう。

日本ではスリムが美と言われるけど、中南米ではグラマラス体型が美。中南米ではほめられた体型やヘアスタイルも日本ではダサいとなる。でも逆に日本で流行ってる体型やヘアスタイルは中南米ではウケない。美の基準が違うから。

 

そうじゃなくても中高生の時からおしゃれに人一倍気を使ってきたから、若い時は流行にもふりまわされた時期もありました。

「まわりのつくった価値観に縛られて生きるなんて、時間や人生もったいなかったなー。」と自分でもしみじみと思います。

 

…とはいえ、じゃ今日から変わるぞ! とは簡単にいかないんだけどね。

 

でも、ありのままの自分をポジティブな面からも見て、もっと自分を大事にしてあげたいなと思いました。

それから、ここで言っている beautyとは外見的な美しさではなく、内面の美しさもですよ。

 

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